こんな方におすすめ
- 木造や鉄骨の解体費用の相場ってどのくらい?
- 坪単価で比べるといいの?
- 見積もりの見方で注意したところってどこ?
などなどお悩みの相談は現役の頃に受けていました。営業マンに会うのがメンドイ!という方向けに本記事をまとめました。
ココがポイント
この記事を読む事で、解体工事の概要から費用のかかり方、期間との関係まで理解できる事で、見積もりを理解して損をしない工事を発注することができます。
解体工事とは〜坪単価まで解説〜
まず解体工事とは建物を壊すことですが、解体業者でも廃棄できないものがあります。
なので業者の方には一度、現場調査をしてもらうことをおすすめします。実際に解体工事は下記のようにおこないます。
- 現場調査
- 見積もり提示
- 近隣あいさつ
- 電気や水道の確認
- 飛散防止等の足場設置
- 解体工事開始
- 廃棄物撤去
- 整地
上記のように計画的に工事をすることが重要になります。
よって、今はほぼなくなりましたが悪徳業者ですと廃棄物の撤去が甘かったり、技術や知識が不足しているなど見抜く必要があります。
さて、続いて解体工事の相場ですが構造と規模によって相場は下記の通りとなります。
家の構造 | 30坪の解体費用 | 50坪の解体費用 | 80坪の解体費用 |
---|---|---|---|
木造 | 100~150万円 | 180~250万円 | 200~300万円 |
鉄骨造 | 150~200万円 | 200~300万円 | 300~500万円 |
RC造 | 180~300万円 | 250~400万円 | 500~800万円 |
坪単価については下記の記事にて詳しく解説しています。(少しテーマが違っているので飛ばして見てください!)
解体工事も坪単価にあなたの解体予定の坪数をかければ算出できます。
木造と鉄骨(ついでに鉄骨コンクリート)の比較
解体工事にあたっては構造によって大きく坪単価が変わるので一般的な相場をメモしておきます。
- 木造:40,000円/平米
- 鉄骨造:60,000円/平米
- 鉄筋コンクリート造:80,000円/平米
この理由としては解体の難易度によって工事の人数や採用する重機も異なるからです。
これを坪数にかければ解体費用のざっくりとした概算が出ます。
見積もりと値引き交渉、注意点など
建築工事では見積書を見ることは非常に重要です。
必ずしも業者が正しいだとか最も良い方法なのかというのは意思疎通ができないと成り立ちません。
少しでも分からない部分は縁力なく聞くことが重要です。
見積もりについて
工事の見積もりについてですが1番は解体する構造によって値段が大きく変わります。
その他にも廃棄する量などによって変わりますが構造が大きく影響します。既出の坪単価はあくまで工事費用だけですので、処分費用等雑費などが別途かかってきます。
解体工事で出た廃材は木材や鉄骨だけでなく、石膏ボードやガラス、タイルなど分別することが必要です。そして、それらの比率によって金額が変わることもあります。
これはゴミの捨てる分別などをしっかりしようと言うリサイクル法なども影響しているため一括で処分できなくなったことも理由の一つです。
解体費用を下げる方法
解体工事にお金はかかりますが、自分の行動によって下げることも可能です。その方法について下記にあげていました。
- 不要な家具は捨てておく
- 不要な植栽は撤去しておく
上記の家具は廃材で分別する手間を省くため金額が下がると考えられます。また、植栽については伐採の手間等も含まれるので費用削減できます。
解体工事の日数
解体工事の日数は構造や規模によって変わりますが、一般的な工期で解説します。
通常の住宅の大きさ100〜200平米の住宅規模にて考えます。
構造は木造では1.5ヶ月程度、鉄骨構造は2.5ヶ月程度、RC構造は3ヶ月見ておくと良いでしょう。
あとはその業者の段取りによって大きく変わります。
しかし、あまりにも高額な費用や短すぎる・長すぎる工程は相談した方がいいでしょう
解体工事の補助金
解体工事について地域などによっては補助金が出る可能性があります。
木造密集地域等は火災を抑制するために建て替えが進められています。
その一環として補助金が多く支給されたりします。
自治体のホームページなどを見てチェックしてみましょう。意外と忙しい営業マンはそこまで探す手間が無い場合がたまにあります。
解体工事の注意点
解体工事をするにあたって上記の他にも注意する点があります。
それは工事をするタイミングです。
土地には固定資産税や都市計画税等が課税されます。その課税額を評価するのが土地がどういう状態にあるかと言うことです。そして、更地(建物が何もない状態)だと価値が高めにみなされます。そのため多く税金を払う必要があります。
ただ、あくまで課税のタイミングで判断されるので、そのタイミング後に書いたりするのが良いでしょう。
解体工事は1つの業者だけではダメです。
複数社で見積もりを検討して、工事内容や金額をしっかり比べて判断してください。