家づくりの基礎

ハウスメーカー坪単価の相場や推移について解説〜見積書とのカラクリ〜

住宅街

 

たくや
家づくりをするにあたってハウスメーカーの相場の指標となる坪単価はどのくらいか知りたいですよね。その推移や計算方法についても解説します。

 

こんな方におすすめ

  • ハウスメーカーって何社あるの?
  • オススメのハウスメーカーが知りたい
  • ハウスメーカーの坪単価の相場が知りたい

私はハウスメーカーにも勤めた経験がありますので、市場の経験を踏まえてお伝えします。

 

家づくりはまずインターネットで調べることは間違いではありません。しかし、正確な情報を手に入れないと混乱するばかりです。他のブログでは単に建築士が解説していたりしますが、なかなか内部の情報(機密情報は不可ですが)を知っている方は多くありません。

 

ココがポイント

この記事を読む事で、ハウスメーカーの坪単価って実際どうなのか、相場や推移について分かり、本当の見積もりの比較などができるようになります。

 

ハウスメーカーの種類と特徴

 

まず、日本の住宅は大きく分けて3つの工法が存在しています。これにより大きく家の仕組みや性能が異なりますのでそこを解説します。

 

その3つの工法とは

  • 木造
  • 鉄骨造
  • 鉄筋コンクリート造

 

これらは一般的に好みもありますが、家に求める性能によって大きく異なりますので工法別にランキングを見ることをオススメします。

 

これをガッチャンしてランキングしても正直、意味ないというか難しいです。

 

ハウスメーカーの相場とランキングまとめ

 

まずは前述しましたが大別は木造と鉄骨造を分けたいと思います。正直、鉄筋コンクリート造はかなりの高単価構造になるので、ハウスメーカーでは商品としてラインナップしているところはありません。まずは木造のランキングを作成しました。

 

第1位 住友林業

価格帯は決して安価ではありませんが、その分の営業や設計の提案力が高く、満足できるハウスメーカーであることは確かです。

空間の設計力も構造の制限の少なさが故に、自由な設計をできることはハウスメーカーでかなりの優位性を誇ります。

 

第2位 三井ホーム

三井ホームは大手の安心感で根強い上に、商品のラインナップが多いので気に入ったデザインがあればお客様うけが大きいです。

特に女性に対する人気も高く、エレガントなデザインに強いのは三井ホームが業界1位と言えます。

 

第3位 ミサワホーム

ミサワホームは蔵の設計でグッドデザインを取得しており、空間の設計を得意としています。モデルハウスも蔵のある家が多く、収納などにも強さが伺えます。

 

次に鉄骨造のハウスメーカーを比較してランキングにしてみました。

第1位 積水ハウス

積水ハウスはハウスメーカーで業界最大手であり、その信頼やブランド力も確実にあります。

軽量鉄骨造で自由設計も謳っており、最近では設計力も木造に負けないような提案をしています。

 

 

第2位 旭化成ホームズ

ハウスメーカーの中でも最もメンテナンスに目を付けているのが、旭化成ホームズの代表格の「ヘーベルハウス」でしょう。

ヘーベル板は世界的な評価を受けており、その技術力の高さが住宅に現れていると言えます。

 

 

第3位 大和ハウス

大和ハウスは軽量鉄骨の住宅「プレハブ住宅」を高度経済成長期に最も普及させた企業です。その量産体制は施工の品質は確かなものです。

今では建設会社としての顔が大きく、事業の多角化がブランドを高めてると言えます。

 

 

ハウスメーカーの坪単価まとめ

 

ハウスメーカーの坪単価については一概に比べることは難しいです。それは見積り書の形式がハウスメーカーによって異なっているため、どこまでが含まれて坪単価としているのかが不明瞭だからです。

 

このことから、もしハウスメーカーの方に聞きたい場合は

「最終的な金額(オプション等追加後)とその坪単価は相場どのくらいか」

 

と聞くと営業トークを避けられます。(100%真実かは営業の方次第ですが)

 

参考までですがハウスメーカーの坪単価まとめ一覧表と、坪単価の計算方法は下記の記事で紹介しています。ぜひご覧ください。

 

選ぶ際に知っておくべきこと

 

ハウスメーカーを選ぶということはかなり人生の中でも重要な選択です。これは契約行為にあたるので、契約解除金など法的な縛りが出てくるため申し込みなど仮契約などとは違います。

 

契約まではハウスメーカーで間取りの作成と見積もり書の作成はしていただけますので、その計画と予算、あとは担当者の対応の良さに着目して決めましょう。

 

対応力は契約後に大きく影響してきます。

 

誰でも分かる間取りのコツ

 

本ブログでは誰でも分かるように間取りのコツを解説しています。

 

建築士の方にお任せしているだけだと、その設計力でしか家は成り立ちません。

 

しかし、お客様の立場でも多少ツッコミを入れたり疑問点を与えることで建築士の方も普段は考えない方向に思考が働き、良い間取りができます。設計力は過去の経験でほぼ成り立っています。

 

これを打ち破る為にも、いくつかネタを仕込んで良い間取りにしましょう。

 

それから今はアプリでも間取りをある程度は簡単にできるものが普及しています。その紹介をしていますので参考しにしてみてください!

 

ハウスメーカーから簡単に間取り図と資金計画表をもらう方法

 

私はハウスメーカーで営業として勤めていた時に初めて知ったのが、タウンライフでした。

 

あまり聞かないネームですが、実はこれはかなり優れものなんです。

 

展示場に行かなくても、ハウスメーカーからちゃんとした間取り図と資金計画表を無料でもらうことができるんです。郵送でもオッケーなのがすごい。

 

ココがポイント

展示場に行かなくても無料で間取り図と見積書が届く一括ツール

 

もちろん、敷地情報はしっかり送ることが重要です。さらに、一度の依頼で上記の大手ハウスメーカーに依頼することができるんです。

 

このタウンライフを活用することで、大手の優良ハウスメーカーから間取り図と見積書をもらえるので絞りやすい!実際に私もタウンライフからのお客様で契約したこともあります。

 

カタログを一括頼めるだけでも優れものですw もう一度言いますが、全て無料なので一切支払いは不要です。

 

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  • この記事を書いた人

takuya

【経歴】
大手ハウスメーカーに勤務
住宅営業や設計、分譲住宅の施工管理を経験し川上から川下まで一通り経験。
大手デベロッパーに転職
・建築職として現場から設計などを含めたプロジェクト管理を担当
【資格】
・一級建築士
・宅地建物取引士
・1級建築施工管理技士

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