こんな方におすすめ
- 戸建てを買いたいけど後悔したくない
- 建売はどうやって買えばいいの?
- 注文住宅はどこに頼むのがいい?
- 間取りで失敗してしまう原因は?
これはインターネット上の情報ではなく、私が接客した経験からわかったことですので事実の一例としてお考え頂けたらと思います。
ハウスメーカーへ間取り作成依頼する方法は4つ
ハウスメーカーに間取りをお願いする方法は4つあります。大切なのは間取りを作成してもらう方法は1つでは無いということが重要です。
作成依頼する方法
- 知り合いの住宅業界に勤める人にお願いする
- インターネット経由で要望をまとめて送付してもらう
- 住宅展示場へ行き営業マンへお願いする
- 土地購入もお考えなら不動産屋へ行ってみる
上記のように必ずしも方法はひとつではないことが分かると思います。ではこの中でどの方法が良いのか解説していきます。
知り合いの住宅業界に勤める人にお願いする
これはお知り合いの方がいれば使える技です。お願いはしやすく、下手な営業はされないというメリットがあります。
一方で、デメリットもあり、いざ断るときはそれがしにくいということもあります。
少し下調べをした上でお願いする方が賢明です。
インターネット経由で要望をまとめて送付してもらう
これは私が一番オススメしている方法になります。なんと、叶えたい家の間取りなどの要望をインターネット上でまとめて複数社におねがいできるというものです。
このメリットは住宅展示場などに行かなくても、大手企業のメーカーでも間取りの作成や見積りを頂けてしまうというものです。しかも、無料なので費用がかかってしまう心配も要りません。
実際に、私が営業として働いていた時もこの問い合わせを受けて、お客様に間取りプランや見積りを送付したこともあります。それで、契約して頂いて家づくりを叶えられたお客様を何人も経験しています。
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住宅展示場へ行き営業マンへお願いする
これが一番原始的な方法で、住宅展示場にいる営業マンにお願いすることになります。
メリットは細かい話を聞けるということです。そのメーカーが何を強みとしているのかが明白になります。
デメリットとしては営業をされることになるので、長時間の接客に関わったり、今後訪問されたりする可能性もあるということです。
土地を買う前提なら不動産屋へお願いしてみる
不動産屋とは街中でもよく見かける小さな店舗なども含まれます。お勧めは大手企業の不動産屋です。
〇〇不動産販売なんていう名前が多いかと思います。
その理由は大手グループ会社はハウスメーカーと繋がりがあるので、参考プランという土地に間取りを当てはめている事例もあります。
真剣に土地を検討されているのであれば、不動産屋がご希望の土地にプランを入れてくれるケースもあります。
ハウスメーカーへの依頼で失敗するケース
私の接客の体験談をもとに失敗している共通点やケースについてまとめました。それ大きく分けると4つの事例となります。
失敗例
- 1つの会社か数社だけ見て決めた
- 住宅展示場へ行かずに決めた
- 知り合いの紹介で建てた
- 細かすぎて重要ポイントを見失っていた
中には別に問題ないのではと思うかもしれませんが、実際に失敗したとお客様から頂いた事例ですので、理由も解説します。
1つの会社か数社だけ見て決めた
これはかなり危険という言葉がぴったりです。
その理由は何が正しいのか、相場やニーズというものが分からずにその会社で進めてしまうことになるからです。
ゆえにその会社の従うままに進めていってしまうため、家づくりの内容だけでなく、資金計画も崩れてしまうことも大いにあります。
家づくりというのは自分の要望だけでなく、どうしても予算をかけなければならない部分も大いに出てきます。
例えば、地盤補強工事です。契約後に地盤調査をすることがほとんどなので、補強工事においてどんな方法でも100万円はかかります。しっかりとセコンドピニオンは取るようにしていくことが重要です。
住宅展示場へ行かずに決めた
住宅展示場へは最終的には行っておいて方が良いです。なぜなら、複数社回ることで各社の違いが分かるからです。
木造に特化しているのか、鉄骨造なのか、安さを売りにしていたり、品質を重視しているのか、各メーカーで営業トークというのはほぼ決まっているので、何が強みなのかが分かります。
当然、営業されるので弱みは質問しないとわかりません。ここは遠慮なく、営業マンに聞いちゃいましょう!
知り合いの紹介で建てた
このパターンは多少、その紹介する方の場合によるのですが、あなた要望する家をその紹介された会社が建てられるかどうかが問題です。
特にその問題がなければ良いのですが、もし、希望する間取りが頂けない、予算が合わないというのこともありますので、これに頼るのはやめた方がいいです。
細かすぎて重要ポイントを見失っていた
上記で書いたように事前に調べることも重要だと分かります。ただ、全部の条件を調べるには相当な知識がないと難しいです。
この点については優先順位をつけて調べることをお勧めします。
あなたは家づくりに何を求めるのかということをきめておきましょう。この方針が無いと、営業トークされた時に揺らいでしまいます。
その結果、どの会社も良い!となってしまい、決めることが出来なかったり、当初とは違う方向性の家づくりが始ってしまうからです。
ハウスメーカーで後悔しない購入ポイントは3つ
結論としては前半で取り上げた失敗例にならないようにあなた自身で行動することが大切です。
①インターネットの情報、営業の情報どちらも偏りなく調べる
②複数企業の情報を手っ取り早く集める方法を知る
③営業だけでなく、設計士などの意見を聞く
①についてはどちらも本当を100%言っている、または書かれていることか分からないので調べることに徹します。
②はインターネットというツールを利用することで、無駄な行動を省き自分の好みに合ったハウスメーカーや工務店を見つける方法です。これ重要!
③もかなり大切です。設計士は有資格であるため嘘などは絶対に言いません。真実しか言わないので信用性は高いです。
情報収集の方法とは
「複数企業の情報を手っ取り早く集める方法を知る」について重要なので深掘りします。
今の時代はインターネットで間取り図や資金計画表を取り寄せられる時代です。そのサービスは下記の記事で紹介しています。まずはこれで動いてみるといいでしょう。
カタログをもらうのも一苦労だからです。
もっと言うと、ハウスメーカーで営業していた頃お客様によって設計士を同行していたが土地が決まらないとなかなか動いてくれなかったのです。
ハウスメーカーの設計士は基本、どの会社でも忙しいので土地無し客より土地有り客に付いています。
これを知っている知らないで、住宅展示場に行くのはどうでしょうか。少しでも皆さまの得する夢づくりになればと思います。
気をつける点や重要なこと
家づくりを進める上で重要なのは失敗例に当てはまらなければ良いだけです。
さきほど紹介した情報収集はしっかりと行い、情報は色んな場所から掬い上げる。ただ、優先順位は決めておいた上で行う。
営業トークに揺らがずに、家づくりの目的を決めていれば成功します。
まとめ
以上が私が接客など営業の業務を通して、失敗した事例とその対策について解説した内容になります。
再度お伝えしますが、家づくりというのは本当に知らなければそのまま進んでしまうことが多いにあります。
1人でも多くの方に家づくりを失敗しないよう記事を書きました。
本記事の要約
- 間取りを依頼する方法を知る(4つの方法)
- 失敗事例を知り対策をする(3つのポイント)
- 失敗しない方法は情報集めを怠らない(営業マンとネットの比較)
- 複数企業を必ず比較する(情報収集)
- 設計士の意見を聞く(営業マンオンリーは危険)